お墓に行って掃除して花を手向け、水を手向け、線香を手向け、合掌して祈っていますと、亡き人が目の前にいるような気がいたします。
お墓というものは亡き人がただ眠っているだけではありません、亡き人との交流の場であり、亡き人と話をする場でもあり、亡き人から智慧を授かる場でもあります。
後継者が居ない方の場合には、墓じまいということになるでしょうから、その可否を伺うには、やはりお墓に居られる亡き人に伺いましょう。
普段より熱心にお墓参りして何回も足を運び、亡き人と対話して、亡き人が「いいよ」と言うまで、とことんお参りしてみて下さい。
誰に相談するかと言ったら一番は亡き人なのです。
熱心にお参りしていたら、いつかきっと納得出来る日が来るはずです。
亡き人との心の交流は毎日の心の修行で出来るようになりますから、まだお墓がある内に修行だと思って一生懸命にお墓参りしてみて下さい、いつかはお参り出来なくなる時が来るのですから、今お参りしないと後悔しますよ。
