墓石の不法投棄
近年では人口の減少、少子高齢化などの影響で後継者が居なくなった人の墓じまいが増えてきましたが、それに伴って悪徳石材店による墓石の不法投棄などの問題も出てきています。
グッドモーニングで放映
本日放送のテレビ朝日グッドモーニングにNPO法人やすらか庵の墓じまいについて放送されました。
実際の墓じまいの様子では無くて、墓じまいから帰ってきた時に石を降ろしているシーンです。
墓じまいは皆で真剣に考えないといけない問題であり、お墓そのものについても考えないといけません。
墓石の処分
一般的なお墓に使われている墓石やコンクリートの総量は3トン～10トン程度で、そのほとんどが再利用されることなく埋め立て処分されています。
礼拝の対象として使用されていたものだけに、再利用の方法が無く、一部が粉砕されて路盤の補強材の砂利となって利用されている程度です。
現在使われているお墓の石材はほとんどが外国からの輸入であり、環境を破壊した上に膨大なエネルギーを使って運搬、加工された物ですから、大事に使わなければいけないものを、短期間の使用で廃棄することは資源の無駄遣いです。
後継者が居なくなることが分かっているのならお墓を作ることは止めて、後継者不要の樹木葬や散骨などの選択肢を利用すべきです。
