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代行(委託)散骨とは
代行(委託)散骨とは家族や遺族の方に代わって散骨業者が故人の遺骨を粉骨して海や山の散骨を行うことです。
海の代行(委託)散骨
海の散骨のほとんどが沖合に出た船上で行われるもので、水溶性袋に入れた粉骨した故人の遺骨を、故人の遺族に代わって業者が代行で散骨します。
申込をすれば遺骨をゆうパックで送る「送骨セット」が送られてきて、段ボールを組み立ててその中に遺骨を入れて送れば業者が代行散骨してくれる仕組みです。
大抵の代行業者は船舶を所有していますので、チャーター散骨が日時を決めてさの時間に遺族の人を乗せて出航するのに対し、代行散骨はスケジュールの空いた時に複数の粉骨を乗せて出航しますので、チャーター散骨に比べて料金は安くなります。
海の代行散骨を利用される方は次のような方です
- 故人から生前中に海の散骨を頼まれていた人
- 船酔いが心配な方
- 故人の身内が居ない
- 入るべきお墓が無い
- 故人とは縁が薄い
- なるべく安くしたい
海の代行(委託)散骨のメリット
海の代行散骨は船に一緒に乗船する立会散骨と比べて安価に利用出来ますので、料金が安いというメリットがあります。
海の散骨では船酔いしやすい人が乗船しますと酔ってしまって折角の思い出が台無しになるようなことがあり、海の状態はその時の天候によって海が荒れるようなことがあり、普段は乗り物酔いしないような人でも酔うこともありますので、代行散骨では船酔いの心配が無いのがメリットです。
故人が生前中に海の散骨を希望していたけれど、船酔いが心配で何時までも散骨出来ないような方には代行散骨がおすすめです。
海の代行(委託)散骨のデメリット
海の代行散骨では一緒に乗船することが出来ませんので、後になって最後までお見送りして差し上げれば良かったかなと後悔することがあります。
場合によっては船酔いしてでも構わないから自分の手で散骨してあげれば良かったと思う方も居られます。
海の代行散骨では船に一緒に乗らなかったら、何処で散骨したのか想像が出来ません。
山の代行(委託)散骨
山の代行散骨とは山林を所有する散骨業者が自社の所有する山林で行う散骨、或いは指定された山に登って遺族の代りに散骨することで、粉骨した故人の遺骨を山に散布する葬送の儀を故人の遺族に代わって業者が代行します。
山の散骨では木の根元や岩の周辺などに散骨し、お墓ではありませんのでお墓参りはしません。
申込をすれば遺骨をゆうパックで送る「送骨セット」が送られてきて、段ボールを組み立ててその中に遺骨を入れて送れば業者が代行散骨してくれる仕組みです。
山の散骨は木の根元に粉骨した遺骨を撒く葬送の儀を行います。
立会散骨が日時を決めて遺族が立ち会って散骨するのに対して、代行散骨はスケジュールの空いた時に複数の粉骨を散骨するので、立会い散骨に比べて料金が安くなります。
海外の山に登っての散骨を依頼するような場合には交通費、宿泊費などの他に手数料が掛かりますので、自分で行って散骨した方が金額的には安くなります。
山の散骨を利用する人は次のような人です
- 山の散骨を頼まれていた人
- 故人の身内が居ない
- 故人とは縁が薄い
- なるべく安くしたい
山の代行(委託)散骨のメリット
山の代行散骨は一緒に立ち会う散骨と比較して安価に利用出来ます。
足腰が弱い人や車いすの人は代行散骨は助かります。
虫刺されに弱い人や草木で肌がかぶれやすい人は代行してもらった方が助かります。
山の代行(委託)散骨のデメリット
山の代行散骨では一緒に歩いて立会うことが出来ませんので、後になって最後までお見送りして差し上げれば良かったかなと後悔することがあります。
山の代行散骨では一緒に参加しなかったら、何処で散骨したのか想像が出来ません。
墓地ではありませんのでお墓参り出来ません、お墓参りを望むのならNPO法人やすらか庵と宗教法人如来寺との共同企画である3万円の合葬墓か5万円の樹木葬をおすすめいたします。
NPO法人やすらか庵の代行散骨
NPO法人やすらか庵が運営している代行散骨は後継者が居ないなどの理由でお困りの方の救済を目的としていますので、安心して依頼することが出来ます。
海の代行散骨
海の代行散骨には最もシンプルな形の「海に還る代行散骨」と、遺骨の引き取りに伺うことも可能な「海の代行散骨」があります。
森の代行散骨
森の代行散骨には最もシンプルな形の「大地に還る代行散骨」と、遺骨の引き取りに伺うことも可能な「森の代行散骨」があります。