生活保護受給中、墓じまいのお金が無い

霊園のイラスト

生活保護を受けて居られる方に生活の余裕はありませんし、墓じまいなとでお金の掛かることの補助は相談しにくいものです。

まずは相談

生活保護を受けている方で、お墓の管理料などが払えない場合や、跡取りがいないので、墓じまいをしなければいけない時には、もし対象のお墓が公営の霊園であれば霊園の管理事務所を通じて市役所に相談してみて下さい。

放っておいても何も動き出すことはありませんが、大切な御先祖様が無縁になってしまうことだけは避けたいものです。

  • このままでは死んでも死にきれない
  • 御先祖様に申し訳ない
  • 可能な限り手を尽くしたい

という意思を明確に持って相談すれば動き出すかもしれないのです。

「前例がない」とか言われてもくじけてはいけません。

そのような言い回しの時には面倒くさいからやりたくないだけのことなのです。

補助金が出ることも

市町村によって対応は違いますが、千葉市の場合には上限金額がありますが、補助金が出ました。

生活保護受給者の方は墓じまいが自己負担0で出来ることもあります

従来から存在する補助金ではありませんが、市にとっても、お墓をそのままにしていれば、結局は市の負担で撤去、改葬することになってしまいますし、手続き的には縁故者を探したり公示したりの手間が一層かかってしまいますので、理由を説明すれば、必ず理解は得られると思います。

可能でしたら、その霊園に合葬墓があれば、大抵は無料で利用できますので、自分の負担がほとんど無しで墓じまいが出来ることになります。

但し交渉事に関しては時間と手間がかかることは仕方ありませんが、これもご先祖様の供養と考えてがんばってみて下さいませ。

NPOとして役所との交渉の仕方や進め方などのお手伝い出来ますので、お気軽にご相談くださいませ。


まだまだあります墓じまいに関する質疑応答