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僧侶がお答えします
NPO法人やすらか庵の代表は高野山真言宗やすらか庵の代表僧侶もしており、困った方の救済を任務としていますので、仏事や供養の事なども含め、あらゆる質問に即答いたします。
墓じまいトラブルが増えている
墓じまいとは後継者が居ないなどの理由でお墓を片付けて、お墓の中の遺骨を永代供養や樹木葬、散骨などに改葬することを言いますが、特に寺院での墓じまいでは高額な墓じまいの費用を請求されたり、離檀料や御布施に関するトラブルが多いようです。
我が国での少子高齢化が確実に進行していることから、後継者が居ない、居ても後を継がないなどの現象は増えるばかりで、お墓の継承者が居ないという問題が全国的に多発しているのです。
都立霊園である多磨霊園や八柱霊園は設立から90年程度の年月が経過しており、当初に購入した人からは2代から3代程度の継承者となるはずですが、継承者が居なくなってしまうという事態が頻発しており、一説には全体の2割程度のお墓の継承者が居なくなっていると言われています。
都立霊園でも継承者が居ないことが分かった時点で「縁故者」の方に連絡をしてお墓の継承を促されるのですが、自分が入るつもりのないお墓を継承したところで、面倒な手間が増えるばかりですから引き受ける人は誰も居ないという事になってしまいます。
墓じまいの相談相手
墓じまいは御先祖様のお墓をどうするかという大切なことであり、親族の意向や霊園、寺院などと相談してから決めることであり、自分一人だけで決めることではありません。
しかしながらそういった大切な事でもあるに関わらず、実際には相談する適切な人が居ないものです。
お墓に関しては皆それぞれの立場で、それぞれの思いがあるからなのです。
家族
家族には相談と言うよりも、墓じまいのことは当然知らせるべきで、話し合いという事になります。
先祖のお墓というものは皆が関わる大切な問題です。
それぞれの気持ちを大切にして話し合いしましょう。
親族
親族に墓じまいの相談をしたら決裂することがありますが、少なくとも後になって「一言言ってくれればよかったのに」などのことを言われないように気を付けましょう。
反対されることが分かっているので相談しないという手もありますが、たとえ反対されるのが分っていても相談だけはするべきです。
墓じまいの権限は継承者の一存にありますので、自分が継承者であるのなら本来は誰にも相談しなくても決めることが出来るのですが、お墓というものは、意外と多くの人が知らないうちにお参りしていたりするものです。
墓じまいアドバイザー
最近では「アドバイザー」や「コーディネーター」など呼ばれる様々な資格を持った人達が活躍していますが、会社や企業の側に付いた立場で行っている場合には、自社の製品やサービスを売らんがためのアドバイスであって、公平な立場のアドバイスではありません。
しかし専門的な知識を身に付けているのですから、利用できるのなら利用しましょう。
寺院の僧侶
寺院に付属するお墓の場合にはお墓がある寺院の住職には相談する必要がありますが、寺院の都合で一方的に話をすすめられることが多く、
などでトラブルになってしまったという話がとても多いのです。
NPO法人やすらか庵
NPO法人やすらか庵はお墓や供養の事などで困っている方の救済のために活動している団体で、代表は高野山真言宗やすらか庵の僧侶でもありますので、葬儀や供養のプロでありますし、寺院の側としての立場ではなくて、困った方の側の立場で活動しているのです。
墓じまいの施工にしても全てNPO法人やすらか庵のスタッフが行いますので、お墓のことを知り尽くしており、単なる相談屋さんではないのです。
国に認定された団体として行っていることですから、ぼつたくりなど絶対にありませんし、無責任な施工は行いません。
墓じまいして散骨しようとしたら役所の手続きで止まってしまった、寺院の墓じまいで檀家寺の住職と話が決裂している、怖くて話をしに行けない、などでお困りの方はどうぞお気軽にご相談下さいませ。
「肩の荷が下りた」と言って下さる方がたくさん居られます。
墓じまいの途中で挫折して、御先祖様を無縁仏にしてしまったら、御先祖様に対して申し訳ないばかりです。
無縁仏になったらお墓には草木が生えて周囲のお墓に迷惑を掛け続け、やがては強制的に撤去させられるという惨めな最後になるのです。
お片付けというものは、綺麗に片付けるということで、綺麗に片付けるのは子孫の者の勤めであり、最終的には御先祖様に喜区と共に自らの徳にもなることなのです。
NPO法人やすらか庵 無料相談電話 043-228-1480