僧侶がお答えします
NPO法人やすらか庵の代表は真言宗やすらか庵の代表僧侶もしており、困った方の救済を任務としていますので、仏事や供養の事なども含め、あらゆる質問に即答いたします。
粉骨とは
後継者の居ない人はお墓を持つことが出来ませんし、今あるお墓も墓じまいをすることを真剣に考える必要があります。
後継者の居ない人にとってお墓の代わりの選択肢としては昔からある永代供養の他に、散骨や樹木葬などが定着してきました。
散骨は遺骨を粉状に粉砕して粉骨したものを海や山などに散布する方法で、樹木葬は従来のお墓の墓石の代りに樹木を植えて遺骨が自然に還るようにした葬送の方法です。
散骨と樹木葬の大きな違いは散骨が埋葬行為ではありませんので埋葬許可証が必要ありませんが、樹木葬は埋葬行為ですから埋葬許可証が必要でお墓と同じ扱いになり、後継者が居なくても契約出来るので爆発的な人気を得ているのです。
散骨も樹木葬も遺骨を粉骨する必要がありますので、粉骨は今や葬祭サービスの中でも多くの需要があるのです。
粉骨のトラブルが増えている
粉骨とは散骨などの目的で亡き人の遺骨である火葬後の焼骨を粉末にすることで、粉砕機もしくは手作業で焼骨を潰す、粉砕するなどして粉にすることです。
事業としての散骨や粉骨を開業するのに役所に出すような許可申請は必要ありませんし、免許制度もありませんので、葬祭の知識が無い人であっても誰でも開業できるのです。
そもそも葬祭業は許認可制ではありませんので、誰でも出来るという気軽さがあって、特に不況の時代で物が売れない時代には製造業などからの転業や転職として開業する事業者や個人が多いのです。
単なる商売として葬祭の仕事を始めた人は知識の無さや経験の浅さからトラブルを起こすことが多く、亡き人の遺骨をモノ扱いしたり、乱雑に扱ったりして遺族の感情を悪くしてしまうのです。
また新規に始めた業者は仕事を獲得するために激安価格を打ち出すのですが、収益度外視の激安価格はサービスの質の低下につながり、やがては淘汰されるのですが、葬祭と言う亡き人をお送りするサービスに於いて手抜きは絶対にするべきではありません。
葬祭の手抜きは亡き人の供養を粗末にすることですが、最終的には手抜きをした者の自滅に繋がるのです。
粉骨は誰に相談?
一昔前までは遺骨はお墓に納骨するものという考えが主流であり、骨壺に入れられた遺骨をそのままお墓に納骨すれば良かったのですが、今では散骨するにしても樹木葬にしても粉骨することを求められますので、当然のこととして粉骨するのですが、そもそも何故粉骨するのかと言えば、自然に還すという大きな目的があるからなのです。
しかしながら昔タイプの人でしたら遺骨はそのままの形であるからこそ遺骨であり、粉にしてしまうなんて罰当たりなと思われるのですが、明治時代以前の土葬の時代には亡き人は土の中に埋められて、やがては骨まで含めて土に還るという自然葬が普通でしたので、粉骨して自然に還るということは、本来あるべき姿に戻っているということかもしれません。
粉骨をどのようにするか、誰に頼むか、そもそも粉骨する必要があるのか、などのことを相談する人は少ないことと思います。
粉骨について関わった人はたくさんは居ないのです。
NPO法人やすらか庵
NPO法人やすらか庵はお墓や供養の事などで困っている方の救済のために活動している団体で、代表は真言宗やすらか庵の僧侶でもありますので、葬儀や供養のプロでありますし、寺院の側としての立場ではなくて、困った方の側の立場で活動しているのです。
墓じまいの施工にしても全てNPO法人やすらか庵のスタッフが行いますので、お墓のことを知り尽くしており、単なる相談屋さんではないのです。
国に認定された団体として行っていることですから、ぼつたくりなど絶対にありませんし、無責任な施工は行いません。
散骨、粉骨、墓じまいなどに関しては20年以上関わっていますので、どんなことにも対応できますし、どんな疑問に対しても即答出来るだけのノウハウも持っています。
「亡き人に喜んで頂くことは依頼主の方の喜びに必ずつながる」という信念があります。
私達は亡き人の満足と言うことを最も重要視しているのです。
何かお困りのことが御座いましたら、お気軽にご相談下さいませ。
NPO法人やすらか庵 無料相談電話 043-228-1480