樹木葬とは
樹木葬とはお墓の石の代わりに樹を植えるお墓であり、散骨と違って埋葬行為になりますので土中に埋葬する事が出来ます。
主に後継者の居ない方などが先祖の遺骨を管理せずに済む方法として選択する方が増えています。
後継者とは
墓地や霊園では後継者が居るという事が絶対的に必要な条件であり、後継者とは法的な継承者であると共に、墓地や霊園の場合には年間管理費の支払い能力のある親族の者でも構いません。
我が国では少子高齢化、核家族化、人口の減少が確実に進行していますので、後継者が居なくなる家が増えていて、家じまい、墓じまいなどが増加しています。
年間管理費の仕組み
墓地や霊園で契約して自分のお墓が持てたと喜んでいても実は墓石が自分の物になっただけであり、お墓のある土地までは自分の物になっていません。
但し永代に亘って使用できますよ、という権利である永代使用権を購入しただけであり、決して自分の土地になった訳ではありませんので、お墓の借地料とも言える年間管理費を払い続けなければいけないのです。
この永代使用権は後継者がいる場合には後継者に引き継いで、後継者の方が年間管理費を払い続ければ何の問題もありませんが、何らかの理由で年間管理費が払えなくなったり、払わなかったりすれば、お墓の土地は差し押さえしますよ、という旨の通知が来るのです。
散骨と墓じまいについて
先祖のお墓を墓じまいしなければいけない…今あるお遺骨を散骨しようかと考えている…やがては自分達も散骨ということになる…などの問題は全て後継者が居ない、或いは居ても後を継いでくれない、などのことが原因で、ご先祖様の事を自分達の将来も含めて悩んでいる方がとても多いのです。
散骨は埋葬行為ではありませんので、散骨した後はその場所にお参りすることが出来ませんが、今までのお墓というものに慣れ親しんだ方にとっては、手を合わせる場所が無いということはとても寂しいものなのです。
NPOの樹木葬は後継者不要
NPO法人やすらか庵の5万円の樹木葬は後継者の居ない方でも契約できるようにしている所が大きな特徴です。
契約して30年間は自分のお墓として使え、それを過ぎますと、こちらの負担で合葬墓に移します。
5万円の料金で、納骨時に1万円の納骨料が必要なだけで、自分のお墓として使えるのですから、とてもリーズナブルで夢のようなお墓が実現したのです。
ご自分用に契約された方もおられますし、墓じまいして改葬という事で移された方もおられます。ご契約はお早めにどうぞ。