遺骨を次の改葬先まで持って行くには

お墓の引っ越しのことを改葬と言いますが、現在のお墓を墓じまいして遺骨を取り出し、次の新しい納骨先に持って行く方法について。
搬送する前に

石材店の人がお墓の中から骨壺を取り出す時には必ず水抜きをしてくれますが、事前打ち合わせの時に水抜きはお願いしておきましょう。
場合によっては骨壺の中に水が満タンに入っていることがあるからで、そのまま持って行こうとするとちょっと揺らしただけで水がこぼれてきます。
お墓の中に長年入っていた骨壺は結構汚れていますので雑巾やタオルを利用して綺麗にして差し上げましょう。
石材店に頼む

墓じまいの時には石材店の人が取り出した骨壺を風呂敷に包んでくれますが、別途料金が掛かりますが事前に頼んでおけば次の改葬先まで運んでくれます。
お墓の中に納骨してあった遺骨を自分の車で運ぶという事に拒絶反応をする人が居るのは、仕方のない事で、霊的なものが憑いてくるのではないかと心配になりますし、夜に搬送すると後ろの席に人影を感じるような人も居ますので、霊的なことに敏感な人は業者に頼んだ方が良いと思います。
場合によっては改葬先の施設の方が引き取りに来てくれることもありますので、事前に相談しておきましょう。
NPO法人やすらか庵で墓じまいと5万円の樹木葬や3万円の合葬墓、散骨などを利用される方には無料で遺骨を搬送しています。
交通機関を利用して自分で運ぶ

取り出した遺骨は中に入っている水を抜いて骨壺を綺麗にし、風呂敷をかけて次の納骨先まで持って行くのですが、今までお墓の中に入っていた遺骨だけに、バスや電車に乗って持って行くのは気遣いします。
しかし只一回きりのことなので、気を付けていけば何とかなるものです。
骨壺は結構重たいですから、小さなタイヤの付いたキャリーバッグのようなものがあると案外楽に運べます。
マイカーで運ぶ

大切なお客様をお連れすると思えば良いだけのことで、但しひっくり返ったり倒れたりすることの無いようにプラスチックのケースのようなものに入れておきますと安心です。
大切なお客様ですから、座布団でも引いて差し上げたら良いと思います。
マイカーでもどこに積んでどのように持って行ったらいいのか、あまり気乗りがしないと思います。やすらか庵では、改葬もいたしますし、遺骨を持って行くこともいたします。樹木葬などで、遺骨が乾燥した粉末状であることをもとめられた場合にでも対応いたします。どんなことでも対応いたしますので、お気軽にお問合せくださいませ。


