お墓商法

昔からあるお墓商法は「お墓は無いと困りますよ」、「ご近所の皆さん買っていますよ」、「今買わないと無くなりますよ」、「今買えばお得ですよ」、「今買っておけば安心ですよ」などと煽り立て買わせる商法です。

お墓はいつかは必ず購入するものならば、結構高額な買い物になりますので、早い内に買っておけば安心で、買ってしまえばもうお墓の心配をすることは無いと思うものです。

一昔前まではこのような売り方で充分に売れていたお墓も最近では少子化、人口の減少などで中々売れなくっなっているので、今では何かしらのブームが到来すれば、業者としてもそのブームに便乗するということになり、例えば樹木葬が流行れば、今まで売れなかった墓地を急きょ樹木葬に変えて売り出すのです。

業者目線では「売れれば何でもよい」という主義主張、将来的展望全く無しのお墓商法はこういった所にも見え隠れしているのです。

安易に買ってしまえば結局墓じまいや無縁仏になってしまうお墓は、言われて買うものではなくて、本当に必要かどうかを見定めてから買うべきです。