地方の山村では高齢化と過疎化が進み、農業や林業などの産業を継ぐ人が居なくなるという、地方の空洞化が進んでいますが、今まで大きな家があって2世代、3世代が一緒に生活して来た家でも若い人達は皆都会に出て家かマンションを買って定住することが多く、やがてはこういう家でも高齢者だけになり、時の経過と共に空家になってしまうのです。
地方に残った家は誰も住む者が居ないので解体、そして先祖代々のお墓も墓じまいという悲しい結末になってしまうのは時代の流れであってもやはり寂しいものです。
諸行無常、この世に永遠に続くものは何もないと分かっていても最後は辛いもので、長年のたくさんの思い出が詰まった家もお片付け、何もかも処分して消えていくのです。
少なくとも仏壇や神棚、位牌などは神仏の魂が入っていますので、普通にゴミとして処分してはいけません、お焚き上げ供養に出しましょう。
遺品整理は子の務めです、亡き人に感謝しながら供養のためにと心を込めて行いましょう。