見積書とは
見積書とは提供する物品やサービスなどの価格や数量、納期などの詳細を記載し、発注者に対して事前に提示する書類です。
墓じまいと見積書
墓じまいはお墓を壊すだけだから大してお金が掛からないだろうと思っている方は実際に掛かった費用の請求書を見て驚くはずです。
墓じまいの費用は決して安いものでなく、定価というものがありませんし、民間の霊園や寺院のお墓などでは石材店を選ぶことが出来ないこともありますが、予算の準備の都合上、見積書というものが必要になります。
墓じまいの費用に決まりが無い理由として
- 業者によって施工の仕方が違う
- 業者によって使う道具や機械が違う
- 工賃に関する決まりが無い
などの要因に依ります。
見積書が必要な理由
古くからお付き合いがある石材店だからと見積無しで頼んでみたものの、墓じまいが終わってから送られてきた請求書の金額にびっくり、ということがくれぐれもないように、見積書は最初の時点で出してもらいましょう。
基本的なことですが、見積書は何処でも無料で出してくれます。
但し遠方の場所に見積を頼む場合には交通費や出張費が掛かることがあります。
見積書の注意点
墓じまいで見積書を頼む時の注意点として
- 見積が無料であるかの確認
- 見積書の有効期限
- 追加金額の有無
- 工事開始と工事期間の目安
- お墓の閉眼供養、遺骨取り出しの費用が入っているか
などのことを確認しましょう。
石材店の仕事とは別に僧侶を呼んでの閉眼供養の御布施は別になりますが、石材店で手配してくれることもあります。
見積書の比較検討
墓じまいの時には工事の仕方に違いはあれども、最終的な出来上がりに大差はありません。
要するに管理事務所が確認してOKが出れば良いのですから、最終的には最も安い所で決めるということになると思います。
複数の業者の見積りが似たような料金でしたら、信頼出来る所に決めたら良いでしょう。
安心して任せられるかどうかは、見積などを含めた応対で決まるものです。
値引きの交渉
業者によっては値引きの交渉をすれば応じてくれる所もあります。
ダメ元で言うだけ言ってみましょう。
気持ちだけでも引いてもらえば嬉しいものです。