海の散骨に水溶性袋は必要ですか
答え
散骨するためにはお遺骨を粉状にする粉骨が必要になりますが、粉状になったお遺骨(遺灰)は昔はビンに入れて散骨に持って行き、皆で回しながら少しずつ散骨するという形式でしたが、こういった方法ですと、誰かがあやまって一気に海に入れてしまうようなことがあり、他の方のことを気遣いしながらの散骨だったのです。
またビンに入れますと、どうしてもビンの底に少しだけ残った遺灰が気になるものです。
NPO法人やすらか庵でも当初から水に溶ける紙を購入して袋状に加工して使うことをしていましたが、近年では散骨の普及に伴って水溶性袋は一般的な製品としてかなり普及しているようです。
水溶性袋とは水に溶ける袋の事で、中にお遺灰を入れて散骨の時に使います。
水溶性袋が便利な点としては、遺灰を入れた水溶性袋をバスケットなどに入れてお花で飾り付け出来ることです。
次に散骨に参加する人数分準備していれば、皆が平等に参加できることです。
また、袋に付着したお遺灰も水の中に入れれば全て綺麗に散骨出来ることです。
墓じまいして散骨する時には、お墓の中のお遺骨は乾燥する必要があります。
NPO法人やすらか庵でも海の散骨に使う水溶性袋の購入が出来ます。
まだまだ他にも海の散骨に関する質疑応答があります。