理想のお墓とは

私達の父母、そしてその父母と辿っていきますと、膨大な数のご先祖様がおられるのですが、お墓に埋葬されたにしろ埋葬されなかったにしろ、ただ一つ言える事は皆土に還ったということです。

例えば私達の千年前の先祖は必ず存在するのですが、その当時生きていた方は全て土に還ってしまい、土と言う形になって私達の身近な所に存在するのかもしれませんし、案外畑の土になって作物を育てる役割を果たしているのかもしれませんし、もしかしたら私達の住んでいる家の下に眠っているのかもしれません。

何も残らないからこそ土がまた次の時代に役に立つのであって、土というものは、自ら浄化作用を持ち、あらゆるものを受け入れては綺麗な土に還すという役割を持っているのです。

墓じまいをしていて、遺骨は土に還すことが出来ますが、墓石は私達の生活のサイクルの中では土に還りません。外国の自然を壊して運んできて、自然に還らないものを作り続けることはもう止めにしませんか。

お墓の本来の姿は土の上に自然石が1つあれば十分なのです、樹が1本生えているだけでも十分です、石も樹も霊が降りて来る依り代になります。

是非お読みください…土に還る埋葬法とはエンター