水が溜まらない骨壺

墓じまいで骨壺を取り出しますと、ほとんどの場合骨壺の中に水が一杯に溜まっていて、まず最初にするべきことは骨壺の水抜きであり、蓋を押さえたまま横向きにしますと、水がチョロチョロとすき間から流れ出します。

さて骨壺に水が溜まるという事は昔からの常識であったようで、亡き人のお遺骨が水の中に溺れている光景はあまり好ましい光景ではないと思いますし、骨壺屋さんもそれに対する工夫をする人がいたもので、このように底に穴の開いた骨壺を時々見かけます。

これは完全にお墓に納骨することを前提とした骨壺でありますが、一つだけ欠点があり、それは遺骨の粉が底からこぼれるというものです。

このような骨壺をお墓に納骨せずに散骨粉骨のために持って来られた場合には、必ず骨壺の底から零れ落ちた遺骨の破片や粉を集め直す必要があります。