いつ墓じまいしたらよいか

墓じまいの時期

墓じまいは自分が亡くなってしまってからでは誰にも頼むことは出来ませんので、自分がある程度元気なすることになりますが、ほとんどの人は「まだいいだろう」、「もう少し後で」と後回しにしてしまう傾向があり、正直いつすれば良いのか判断に迷うものです。

墓じまいのきっかけ

墓じまいに該当する人

不治の病を宣告されてから墓じまいを実施する人もいますし、定年退職してから、或いは還暦を迎えてからという方もおられました。

あまりに早くしすぎると、さっさと片付けたように思われても嫌ですし、あまりに遅すぎると、出来なくなってしまうかもしれません。

では、いつ頃に実施すればよいのでしょうか。

墓じまいのタイミング

墓じまいの決定をご先祖様に報告するとしたらやはり、「最後の最後までご先祖様の子孫長久の気持ちを受けて一生懸命に頑張ってみたけれど、駄目でした。しかしここまで頑張りましたのでご勘弁くださいませ」と言えば納得して頂けると思います。

従ってそのタイミングに決まりはありませんが、自分とご先祖様との気持ちの対話の中で見出すことが出来ればよいと思います。

また、考えて考えて努力してみた後に、「これでいいんだ」と妙に納得するタイミングでも良いと思います。

いずれにしても元気な内にというのが基本です。

70歳過ぎたら

年齢的には70歳を過ぎていたら、今すぐにでもしないと間に合いません。

墓じまいには、準備から始めて完了するまでに数か月から数年かかることがあるからです。

親族に話をしたり、次の受入先を探したりする必要があるからです。

70歳の方でしたら、あと10年で80歳ですよね、80歳まで元気で生きている自信がありますか?

たぶんまだ大丈夫でしょうけれど、自分自身のお片付けも考えないといけない年齢なのです。

自分自身のことも考えつつ、ご先祖様のことまで考える必要があるのですから、大変な課題ではありますが、いずれあの世に向かうのですから、万一あの世に向かう時には、よく頑張ったとご先祖様から歓迎してもらいたいものです。

年齢的にいつ墓じまいをしたらよいかも参考になります。

費用も準備しておく

墓じまいには、まとまった費用がかかりますので、予め準備しておく必要があります。

特に70歳を過ぎたような方にとっては、まだまだ老後の資金も必要ですよね。

一般的な広さの3㎡位の広さのお墓の墓じまいと散骨ではお墓の立地条件や遺骨の数にもよりますが、30~50万円は必要だと思っていて下さい。

正確な見積りが必要でしたら無料見積依頼をご利用ください。

ある程度計画的に積み立てておく必要があります。

墓じまいをどこに頼むかも考えておく

墓じまいは、石材店や次の受入先も考えておく必要がありますので、

予め下調べしておくことが大切です。墓じまい業者の選び方を参考に、

そしてやすらか庵の墓じまいもご覧になっていれば、

ある程度の目安が付くと思います。