ルール違反の工事
お墓を新規建立する時に、石材店はお墓の基礎を丈夫に施工していないと重たい墓石を支えることが出来ませんので、基礎部分を隣の墓とつなげるようなルール違反の工事をすることがあります。
極悪業者の工事
お墓の新規建立の工事は全て霊園の前に店を構えるような石材店や近隣の石材店が施工し、施工の方法には全国で統一されたような方法はありませんで、石材店によって手法が違いますが、出来上がりの姿を見た限りにおいては石材店による違いは感じられません。
問題は出上がった時に私達の目に触れない部分での工事であり、基礎部分は見えなくなってしまう部分ですから、極悪業者と良心的な業者ではっきり違いが出てきます。
具体的には
- 基礎部分の地中に産業廃棄物を埋める
- 地中に他のお墓から引き揚げた石材を埋める
- 隣の墓(両隣と後ろ)とコンクリートでつなげてしまう
などのことですが、こういうことをしている時には施主の人は見に来ませんので、当然私達が知ることが無いのです。
他力本願の工事
墓じまいでは地下部分の基礎も撤去して更地に戻しますので、コンクリートなどは全て撤去する必要がありますが、普段は絶対に見えないような部分に手抜きをしていたり、ルール違反の工事をしていたりの結構いい加減な工事をしていることが多く、このように本当は隣のお墓との境界線が決まっていて、すき間を設けなければいけない部分にコンクリートを流し込んで引っ付けてしまえば、隣のお墓にも支えられて丈夫になるのですが、撤去する時には非常に困ることになります。
べったり引っ付いている隣の墓に対して無傷で取るには神経すり減らします。
これは明らかにルール違反です。
しかし工事をする時にただコンクリートを流し込むだけでおそらく両隣の墓にしっかり支えられることになりますので、墓石が傾いたりヒビが入るなどが起こりにくく、後になってクレームが来るようなことがありませんので、こういうことが行われるのでしょう。
結果として隣のお墓も助かるのでしょうけれど、何時かは壊すということをまるで考えていないのです。
ひどい工事はコンクリートの中に空き缶が入っていたり、ゴミが混ぜられていたりで、見えなければそれで良しなのですが、その上に綺麗なお墓が建てばもう分かりませんが、人を騙すということはいけません。
石材店の手抜き工事の影響でいつも大変な思いをするのですが、施工した石材店は大変さを知っていて墓じまいでは高く見積を出し、知らない私は安い見積を出していつもこのような目に遭うのです。
しかし亡き人の供養のためにと黙々と作業を続けます。