施設変更届とは
公営霊園などの大きい霊園では一般墓所の他に芝生墓地や樹木葬、合葬墓などの施設を備えていますが、現在利用している施設から同じ園内の他の施設に変更することを施設変更と言い、その時に提出する届出の書類のことを「施設変更届」と言います。
遺骨の引っ越しと言う意味では「改葬」なのですが、同じ霊園の中での遺骨の移動という扱いになります。
施設変更が必要な時
一般墓所を契約して墓石を建立し、既に数体の納骨もしているが、後継者が居なくなってしまったので、墓じまいして合葬墓に移す場合や、遺骨の預かり施設に納骨していたが、一般墓所の空きが出て抽選に当たったので遺骨を移す場合などに施設変更届を提出し、お墓を返還する場合には「墓地返還届」を提出します。
施設変更の手続き
施設変更するには同じ園内であっても変更先の施設が空いていることが必要で、都立の霊園などでは募集の時期が決まっていますので、間に合わなかったら1年待つということになってしまいますので、募集の時期だけは把握しておくことが大切です。
また空きの数が少なくて抽選の場合には、当たってからということになりますので、長い時間がかかることを覚悟しなければいけません。
届出の書類などは霊園の管理事務所にありますので、管理事務所に行けば全ての手続きが出来ます。また市の霊園などで市役所の市民課で受付していることもあります。
合葬墓は必ず必要
合葬墓は合同墓地であり、皆が一緒に入るお墓ですから、自分の家専用のお墓がある人にとっては関係ないように思いますが、私達の家と言う単位も100年先まで続くかどうかということを良く考えてみてください。
今の時代は親と子と孫というように家系が続いたにしても、皆が違う場所に住んでいて、家としてのお墓があったにしても遠くてお参りが出来ないという理由で、一代限りのお墓になってしまっているのです。
一代限りでお墓を潰すなんてもったいないことですが、お墓は撤去して処分すれば良いのですが、お墓に納骨されたお遺骨だけは次の埋葬先が必要なのです。
そういった時に同じ園内で合葬墓の施設があればとても助かるということになります。
☆施設変更での墓じまいは…NPO法人やすらか庵の墓じまい
☆NPO法人やすらか庵と宗教法人如来寺とのコラボ企画…5万円の樹木葬
☆安心の合葬墓は…3万円の合葬墓