お墓の移転、引っ越しとは
家を引越した時にお墓をそのままにしていますと遠くてお墓参りが大変になりますので、お墓も引越することになりますが、その方法について。
お墓が遠い
家を引越した、故郷のお墓が遠くて中かなお墓参りに行けない、などの理由でお墓が遠くにあるとお参りすることが困難になってしまいます。
放っておくのは気がかりなもので、何とかしないといけないと思う気持ちは精神的に負担になってしまいます。
お墓参りに行けなくて気掛かりになることは
- お墓が散らかっていないか
- 草木が生えていないか
- 地震の時に壊れていないか
- 近隣に迷惑を掛けていないか
などのことがどうしても気になり、これらのことは現地を確認すれば済むことですが、行こうと思っていても行く機会が無ければ悩みの材料になってしまうのです。
お墓を新しくする
自宅の近くにお墓を買った場合には、これまでのお墓から遺骨を取り出して新しいお墓に移し変える必要があります。また、古いお墓は契約を解除して墓じまいしてから更地にしてお返しします。
次の改葬先のお墓も予め決めておかなくてはいけません。
現在お墓がある所の管轄の役所に改葬許可申請書を出す必要があります。改葬許可申請書はインターネットでダウンロード出来る所があります。
古いお墓から遺骨を取り出す時と新しいお墓に遺骨を入れる時には、仏式の場合には僧侶を呼んで読経してもらいます。
NPO法人やすらか庵ではこのような読経にもお伺いいたしますので、ご相談ください、お墓の読経料は3万円のお布施でございます。
土葬のお墓の場合には墓石の下を掘ってから遺骨を集めることになりますが、遺骨が土に還って無くなっている場合にはある程度の量の土を集めて骨壷や布袋に収めたものを新しいお墓に持って行って納骨することになります
お墓を解体して移転
思い入れのあるお墓であったり、中々手に入らないような石材を使っているような場合には、現在のお墓を解体して移転するようなこともあります。
この場合には墓石に傷を付けないように施工しなければいけませんので石材店の工事費用としては新規購入よりも高くなることがありますが、長い間馴染んだお墓を処分することなくそのままの形で使い続けることは環境に優しい方法です。
まだまだありますお墓に関する質疑応答