慌ただしいお葬式
お葬式は故人様との最後の対面となりますから友人や職場関係などの方にお知らせすると意外と多くの方が訪れることになり、実際は応対ばかりに時間を取られ、故人とのお別れがゆっくり出来なかったと感じる方が多く居られます。
お葬式の反省
たくさんの方が弔問に訪れたお葬式では実際に弔問される方々の数の多さを見て、こんなにもお付き合いがあったのかと驚かされることでしょう。
弔問の方の数が多ければ多いほどその接待に追われ、気がつくと故人様とのゆっくりとした時間を過ごすことなく終わってしまうものです。
最近は家族葬や密葬が増えてきましたが、故人様とのお別れをゆっくりとしたいという気持ちの表れだと思います。
お葬式は亡き人のお別れの儀式でありますが、故人と対面出来る最後の時間であるが故に、最後は身内の者だけでゆっくりと過ごしたいというのが本音なのかもしれません。
散骨は最後のお別れ
お墓のある人ならお墓への納骨が故人との最後のお別れの儀式になりますが、それでもお墓参りすることが出来ますので、お墓が故人の安住の地になる訳です。
後継者が居ないなどの理由で散骨を利用する場合には、散骨してしまったらもう故人の遺骨に会うことが出来なくなりますので、散骨が最後のお別れになってしまいます。
私達が地球上の生命の一員であることを思えば、死して大地に還るか海に還るかのどちらかの方法で地球に還ることが生命としての運命なのです。
お墓を作ったところで100年経過すればほとんどのお墓が無縁になってしまうのが現状なのです。
家族で散骨
散骨は実際は身内の方だけですることがほとんどです。
船に乗船するのに限りがありますし、場合によっては散骨を快いと思わない方がいるかもしれないからなのです。
一人一人の手で故人様の遺骨を撒くことを思えば縁の濃い方が参加されるのが好ましいと思います。
また、お葬式では会社関係の方などが訪れるので人数が多くなってしまいますが、家族、親族、友人などと範囲を絞れば、気心の知れた者同士、10~20人程度で参加しての散骨も良いものです。
やすらか庵では3人までの少人数から、20人程度の人数までの海の散骨の船がありますので、どうぞご利用くださいませ。
他にもたくさんの散骨に関する質疑応答があります