僧侶とは
僧侶とは出家して仏門に入り、戒律を守りながら修行している人のこと。
三宝について
三宝とは仏教に於ける三つの宝物のことで、仏法僧のことです。
仏とは釈迦如来のことで悟りを開いて仏になった人ですから私達にも仏になる可能性を示してくれたこと、そして私達の魂を救済することを続けて居られるので、私達にとっての大切な宝物です。
法とは釈迦如来の説いた教えのことで、悟りの内容に関して弟子達に説いた当時は口伝と言って、聞いた言葉を記憶したものでした。
僧とは出家した修行者のことで、仏の説いた法を他の人に説き、広めていく立場であり、正しい教えを広めていくことを布教と言います。
日本の僧侶
我が国の僧侶は師僧に付き従い、それぞれの宗旨宗派によって定められた場所で定められた期間の修行と教学を終了した者にのみ資格が与えられますので、本山から認定された僧侶ということになります。
我が国の仏教は葬式仏教と言われるように、江戸時代からの檀家制度を継続して寺院は檀家と言われる在家の信者を持ち、檀家の先祖供養と法事や葬儀を行い、墓地を所有してその管理によって運営されていることが多いのが実情です。
また我が国の僧侶は肉食妻帯を認められていますので、在家の人と何ら変わりない生活をして家族を持ち、子供に後を継がせるということも日常化しています。
僧侶の堕落
本来の僧侶は戒律を守り妻帯もしないので家族を持つことが無く、弟子を持った中での優秀な者を後継者にするということを明治時代まで続けられてきましたので、優れた人材が住職として寺院を運営していました。
ところが昭和になって妻帯が認められてからは我が子可愛さのあまり、散々に甘やかして育てた子を後継者にするという事が起こるようにっなてから僧侶と寺院の堕落が始まりました。
本来の僧侶は地域に於いても指導者として尊敬されるような立場で、困りごとがあったら何でも寺院に行って相談することから駆け込み寺と言われるのですが、皆から先生と言われることに自惚れてしまい、決して人の言う事を聞かないわがまま放題の僧侶が多いのが実情なのです。
高野山真言宗やすらか庵では
NPO法人やすらか庵の代表は高野山真言宗やすらか庵の僧侶もしていて、後継者の居ない方の供養の相談や、安価で安心して利用出来る墓じまい、散骨、樹木葬などの施工や案内も行っています。
本来の僧侶の仕事は衆生の魂の救済であり、苦しみを取り除くことにありますので、皆さんから肩の荷が降りたと言って頂けることが大きな喜びで御座います。
どんなことでもお気軽にご相談下さいませ。