新型コロナについて

新型コロナで葬式無し

我が国の新型コロナウイルス感染症は5類に移行されましたが、依然として終息の目途が立たず予断を許しません。

世界中が巻き込まれ

この記事を書いた2020年4月時点ではアメリカでも死者は1万人を超えて収束の気配が見られることなく、ニューヨーク州の死者は今日付で799人と毎日増え続け、死者をどのように埋葬するかが問題になっており、川の中州に大きな穴を掘って埋葬している映像がニュースで流れていました。

2024年時点

2023年5月8日から新型コロナ感染症は5類感染症に移行され、ニュースで毎日発表されていた全国の感染者数はもう発表されなくなりました。

感染者が急激に増加すると共に非常事態宣言を発令して経済活動の自粛要請を出し、その都度給付金をばら撒くような制度はやがて破綻してしいます。

私達は経済主義の中で生活していますので、経済が止まってしまったら生活が成り立たなくなってしまうのです。

これからの時代は感染症と共存する時代であり、国が保証してくれるのではなく、個人で対応していく必要があります。

葬儀無し

新型コロナが2類相当の扱いだった頃には新型コロナで亡くなった人は感染症死者として扱われ、直接触れる事が禁止され、防護服を着た職員によって専用の収納袋に納められて遺族の面会やお別れは禁止され、最後のお別れはもちろんのこと、火葬場にも立ち会うことが出来ませんでした。

どんなに有名な人でもお葬式無しで火葬場に直行して焼かれるのです。

葬儀無しの直葬と言われる形式は葬儀の簡略化ということで今の時代広く受け入れられていますが、それでも最後のお別れぐらいは故人の傍でやっくりと出来るのですが、新型コロナの感染者は面会すら出来ないのですから、とても辛い事だと思います。

無念の気持ち

新型コロナが2類相当の時には感染者は危険物を隔離して急いで燃やすみたいな扱いを受けるのですから、亡き人にとっても家族にとっても無念の気持ちがあるかもしれません。

遺族にとってはお別れの場が無かったという事はとても辛いことだと思いますが、葬儀は後からでも行えますので、後になって構いませんので、供養という意味では葬儀に準じるものを行えば亡き人も浮かばれると言いますか、満足してくださることでしょう。

もし新型コロナで亡くなった方がおられて、何もして差し上げられなかったという思いをお持ちの方は、私が僧侶として行っております高野山真言宗やすらか庵にご相談くださいませ。

後からお葬式をしたり、供養したり、戒名を付けたり、どのようなことでも可能で御座います。