5万円の樹木葬は木を植えますか

如来寺の桜

5万円の樹木葬は木を植えるタイプではありませんが、すぐ傍には大きな桜の木があります。

樹木葬と桜の木

樹木葬第二期募集

樹木葬の由来は自然の中にあるお墓のことで、墓石の代わりに樹を植えることが特徴でしたが、NPO法人やすらか庵と如来寺との共同企画である5万円の樹木葬は木を植える樹木葬では無くて、傍に桜の木がある樹木葬です。

傍の桜の木も樹木葬のために植えたのではなくて、最初からそこにあった桜の木です。

桜の木は古来より日本人が親しんできた木で、春を告げ、樹全体が花に包まれる様子は、生命の躍動を表しているのです。

木の管理は意外と大変

当初の樹木葬は一つの区画に一本の樹を植えるタイプでしたが、そのようなタイプがあまり普及しなかったのは、広い土地が必要になることや、あまり大きくならないような木を選んだところで、それでも木がどんどん伸びていくので管理が出来なくなるからではないでしょうか。

木を植える樹木葬ですと個々の木の管理をしなければいけませんし、木が枯れるようなこともあるかもしれません、植えた木が一本だけでも大きくなれば枝葉の管理が必要ですし、病害虫の対策も必要になってきます。

木の管理は誰がする

契約者の方にとって木の管理をするために樹木葬を購入する訳ではありませんので、木や周辺の自然の管理は霊園側の仕事になる訳ですが、自分の好きな樹を植えるようなタイプの樹木葬は誰も管理する人が居なくなってやがては原野に還る運命で、原野に還れば納得ですが、再開発されるようなこともあるかもしれません。

自然にある木が一番

5万円の樹木葬は後継者が居ない方のために準備したものですから、基本的にお参りされなくともこちらで管理することを基本にしています。

木の管理が契約者の方の負担になったりしては、折角の後継者不在でも安心して契約できるという基本姿勢が台無しになってしまいます。

単なる見栄えのために出来ないことを謳っても仕方ありません、長い期間、そして将来に亘って実行し続けることが出来るということが大切なことなのです。


まだまだあります5万円の樹木葬に関する質疑応答エンター