樹木葬とは

樹木葬第二期募集

 

樹木葬とは従来のお墓の石の代りに木を植えて墓標とし、遺骨は粉砕して土中に埋葬し、自然に還ることを目指した後継者不要の墓のこと。

本来の樹木葬は

樹木葬は最近になって全国に広がった新しい形のお墓ですが、石で出来た画一的で無機質、しかも冷たい感じのお墓に温かみを感じないと言う人が意外と多く、後継者が居ないなどの理由で墓じまいするにも石の解体処分に莫大なお金が掛かることなどのデメリットが多いことから、なるべく自然な感じで親しみの湧くような形のお墓として、墓地の区画内に低木を植える取り組みが注目されるようになりました。

最近の樹木葬は敷地の中に小さな木が一本ある形が多いですが、本来の樹木葬は一つのお墓に一本の木が植えてある形式のことで、遺骨は粉骨して納骨し、最後には自然に還るという目的を持っていることです。

しかしながら樹木葬の形式には特に決まりが無い事から、最近では小さな区画で販売される低価格の墓地という形の樹木葬が圧倒的に多いのが実情です。

後継者の居ない方に

樹木葬の特徴は何と言っても後継者の居ない方でも契約購入できるという点であり、特に都会では親・子・孫がそれぞれ別の所に暮らしていることから、継ぐべきものが何もなく、先祖代々のお墓が持てないという事情があります。

我が国の少子高齢化、核家族化の進行はとどまることを知らず、益々拍車が掛かっている現実の中で、先祖代々のお墓は次々と墓じまいされていき、樹木葬のような永代供養型の後継者不要の墓地が増えているのです。

樹木葬に騙されないために

樹木葬第一期終了

ブームになった樹木葬の人気にあやかろうと樹木葬墓地の新規開園はもちろんのこと、規制の霊園までもがこぞって樹木葬をオープンしていますが、樹木葬の名前を語った金儲け商法などの結構怪しい樹木葬も多数存在します。

樹木葬が好評な理由

樹木葬が好評な理由としては様々なことが挙げられます。

後継者不要でも契約できる

樹木葬が好評なのはまず第一に、後継者が居ない方が増えたことです。

後継者が居ないという事は先祖代々のお墓を引き継ぐ者が居なくなりますので、墓じまいして遺骨を改葬するということでの契約です。

樹木葬は遺骨を埋葬することの出来る墓地としての扱いであり、大半は後継者が居なくても契約出来ることから、先祖代々のお墓の墓じまい後の改葬先として選ばれているのです。

価値観の変遷

従来のお墓は先祖代々のお墓を子々孫々まで受け継ぐという目的のために、半永久的に持つとされる御影石を大量に使って城郭のような作りと最新式の耐震補強の組み合わせで、高価ではあるけれど死者の供養のためにと城郭や宮殿のような豪華さやユニークさを競ったものでした。

場合によってはバイクや車の形をしたお墓が話題になったこともありますし、とにかく何時までも残るものとしてのお墓だったのです。

お墓を作るのにお金が掛かるのは当然と言う認識であったのですが、近年ではお金の使い方や物の選び方にも変化の波が訪れて、自然志向の傾向が強くなり、宮殿のようなお墓よりも自然の木が生えていた方が心安らぐと思う人が増えてきたのです。

価格が安い

樹木葬の特徴としては何と言っても価格が安いことです。

分譲型の墓地の1区画分で何十区画もの樹木葬が出来るのですから、面積的なことを考えますと、私達が樹木葬の1区画を安いと思っていても、霊園側としては樹木葬の方が遥かに利益率が高くなるという仕組みなのです。

特に都会の寺院や霊園では墓地不足が深刻ですから、墓じまいで返還された土地をさらに細かく分割して販売したりで苦労している中で、狭い土地で多くの区画が取れて収益率の高い樹木葬は霊園経営の救世主となっているのです。

また今まで場所の条件が悪いなどの理由で売れることの無かったような霊園までもが、作れば売れるからと言う業者の宣伝に乗って樹木葬を始めたような霊園が多いのも事実です。

しかしながらお墓を買うのは高いと言う固定観念があるような中で、価格が安いという事は霊園側と私達の両方にメリットがあることなのです。

樹木葬の選び方

樹木葬を選ぶ時には次のようなことに気を付けましょう。

年間使用料の有無

年間使用料とは墓地内の施設の使用料として毎年払い続けるもので、霊園で墓地を購入する時に必ず必要となりますが、後継者が居ないような人ならば年間使用料はそのうち払えなくなりますので、よく確認しましょう。

後継者無しで契約出来るか

大半の樹木葬は世の中の動向を察知して後継者無しで契約できる旨を謳っていますが、仮に後継者が居る人でも遠くに住んでいるような場合は後継者が居ないと同じことです。

後継者が居なくても契約出来るかはとても重要なポイントであり、年間使用料を払い続けるような仕組みがあるのなら、充分に検討する必要があります。

自分の子供に迷惑を掛けてしまうようなことは絶対にしないようにしましょう。

土に還ることが出来るか

最近の樹木葬は1区画が小さいながらも個別になっていることが多いのですが、永遠に個別と言うことはあり得ませんので、よく確認する必要があります。

永遠に何かを保証するという事はあり得ません、それを謳うのであれば詐欺です。

個別の期間は何時までかという事は必ず確認しましょう。

その後にどうなるかということも確認しましょう。

最期は合同で埋葬されるということになるでしょうけれど、どのようになるのかも確認しましょう。

支払総額の確認

最近では樹木葬に少しでも付加価値を付けて収入を増やそうと、契約金や永代使用料などの名目で金額を釣り上げていることがありますので、注意が必要です。

よく確認してみたら施設使用料などの訳の分からない金額や供養料などがあったなどのトラブルが意外と多いものです。

寺院の樹木葬

寺院の樹木葬の場合には盆や春秋の彼岸の供養料が請求されることがあります。

宗教に関係の無い人は寺院の樹木葬はやめておいた方が無難です。