何年もお墓参りに行っていないと

墓じまい

何年もお墓参りに行くことが出来ずに放置されたお墓はゴミが溜まったり、草木が生えていることがありますし、場合によっては壊れて危険な状態になっていることがあります。

大きな地震の後

地震の後

震度5以上の大きな地震がありますと家の壁やブロック塀が壊れたり瓦が落ちるなどの被害があり、震度7を超えますと家屋が倒壊したりがけ崩れなどの大規模な損害が多発し、海辺では津波の被害が出るなどの大規模な災害になってしまいます。

東日本大震災では地震の被害と津波の被害が重なることにより、大規模な災害となりましたが、家屋の被害はもちろんのこと、墓石の倒壊の被害もすさまじく、どのお墓も竿石が倒れたり、或いはズレてしまって大変に危険な状態になっていたのです。

墓石はとても重量があり、場合によっては500kgを超えるような石もあり、大きな地震の後には余震が続きますので、ズレてしまった墓石に近づくのは大変に危険です。

しかし何時までも放置している訳にはいきませんので、ある程度落ち着いてから修復するように石材店の手配を頼みましょう。

台風の後

台風24号

大きな台風の後には木の葉や木の枝などが飛んできて、お墓の中に溜まっていますし、場合によっては木が倒れているようなこともあります。

通路などの共用部分の木は管理事務所が対応してくれますが、墓地内の木が倒れていますと、場合によっては隣のお墓に危害を加えているかもしれませんし、迷惑を掛けているかもしれません。

台風が過ぎ去ってしまって穏やかな天気の時にお参りして、何事もなくても掃除だけはしておきましょう。

草が生える

お墓を放置していると

お盆やお彼岸の時期になると、普段は人気の無いお墓も、お墓の掃除やお参りする人達で賑わうようになります。

お墓には風の強い日に周りからゴミが飛んできたり、雨で墓石が汚れたり、草が生えたりして、綺麗にお掃除しようとすると、半日仕事になったりするもので、夏の暑い日や冬の寒い日などには、このお掃除が大変な仕事で、年齢を重ねるごとに苦痛になったりするものですが、それでも綺麗になったお墓にお参りして手を合わせると、とても気持ちの良いもので、清清しく、心が洗われるようです。

お墓の掃除で注意すべきは、石で埋め尽くされたようなお墓でも草が生えてくることです。

石と石との隙間に風で運ばれた土がたまり、飛んできた雑草の種が知らない内に生えてくるのです。

この草は放っておくと、どんどん成長し、石の隙間は少しずつ広がっていき多くの草が生えるようになり、挙句の果てには木が生えてくるのです。

草や木は、周りのお墓に枝葉を広げていきますので、場合によっては隣のお墓をふさいでしまったり、落ち葉や枯葉で汚したりして、大変な迷惑になるのです。

木が生える

荒れ果てたお墓

草が生え放題になったお墓にはやがて木が生えてきます。

木は根を張って根がだんだん太くなり、コンクリートを壊したり、墓石を持ち上げるようになってきますので、石やコンクリートがグラグラするようになって大変に危険です。

お墓の地下部分にはコンクリートが敷設していますので、根が張りにくい木が大きくなりすぎますと、倒れる危険性が増してきます。

お墓に植えた木であっても頻繁に手入れしている内は背丈が伸びませんが、手入れをすることが無くなった木はどんどん大きくなってしまいます。

落ち葉や枝が隣近所に落ちて迷惑を掛けているかもしれません。

お参りに行けない時

しばらくお墓参りに行けなかったりすると、果たしてお墓がどうなっているのか、とても気になるものですが、お墓を持っている限り、このお掃除を続けていくのが持ち主の務めなのです。

お墓に参ることが出来なくなってしまったら、なるべく早めに誰かに管理を頼むか墓参り代行を手配する、或いは墓じまいを考える必要があります。