夏のお墓参りは大変です

夏の墓参り

後継者が居ない人で夏のお墓参りが大変になったと感じたら墓じまいを真剣に考えましょう。

夏の屋外が大変な理由

夏は暑いものですが、特に近年の夏は異常気象の影響もあって異常に暑く、気温が40度以上になることも珍しいことではありません。

天気予報でも気温35度以上の猛暑日には屋内でも熱中症の危険があり、なるべく屋外の外出を控えてクーラーの効いた涼しい所で過ごしましょうとアナウンスするぐらいですが、こういう暑い時に屋外で仕事をしなければいけない人はファンベストやネッククーラーなどの熱中症対策をしてもなおめまいしそうなくらいの暑さであり、熱中症で救急車で病院に運ばれる人が後を絶ちません。

屋外の作業は場合によっては命の危険さえもあるのです。

夏の墓参りが大変な理由

夏の墓参りはあまり行きたくないとおっしゃる方が多いのですが、やはりそれなりの理由がある訳で、3つほどピックアップしてみました。

  1. 暑い:特に今年のように酷暑で、全国で何万人もの人が熱中症で救急車で運ばれていることを思えば、昼間にお墓参りに行くなんて言う事はカニり危険な行為であり、お墓で倒れてそのままあの世に行ってしまっては、ご先祖様に笑われてしまうかもしれません。
  2. 草が伸びる:草なんていうものは、ほんの少しのすき間でもあれば、そこに根を張ってどんどん伸びていきますし、古いタイプの地面が土のお墓でしたら、ちょっと行かない内に草だらけになってしまいます。暑い中で地面に這いつくばって草取りすることは、腰と体を痛めます。
  3. 蚊が多い:それにしてもどこのお墓でも言えることは蚊の多いこと。花立の水がすぐに腐ってボウフラが大量発生し、お墓は蚊の生産工場になってしまい、お参りに来た人は良いカモです。

お墓参りは出来る人に行ってもらっても良し、場合によっては墓参り代行という手段もあります。しかし、誰かに頼むにしても、いつまでも頼み続けるという訳にはいきません。後継者がいないなどの場合には、墓じまいを考える必要があります。