分骨を頼まれたら
散骨をした後で故人の親族の人から分骨して欲しいと頼まれたら時の対応について。
分骨の申し出
お葬式は身内の方だけでしたいと思っていても実際には多くの方が来て、その応対だけで大変だったという話をよく聞きます。
そういう経験から散骨だけは故人とゆっくりお別れしたいと望むことが多く、家族だけで行うと、親族や友人の方には散骨の報告を連絡したり、場合によっては全く連絡しなかったりします。
しかし、ある日突然親族の方が来られてお遺骨を分骨して欲しいなどと言われたら困ってしまいますよね。
本来なら葬儀に参列した時或いは通夜の時に、喪主の人に頼んでみて意向を聞いてみないと分からないような重要事項です。
遺骨を分けるということは故人の祭祀権に関わることなのですから簡単には了解できないようなことです。
対応の仕方
こういう時には全部散骨していたら正直に「全部散骨しました」と言うしかないでしょう。
出来れば「故人様の遺言で全部散骨しました」と言えば諦めてもらえます。
故人様の遺言は絶対的なものであるべきです。
また、分骨するにしても、分けて構わない方もいれば、分けてしまうと後で問題になるようなこともあります。
分骨したことによって、意外な所に納骨されてしまったり、あるいは大切にしてもらえなかったりすると、とても残念なことです。
しかし、こういうことがあるかもしれないという意味では、少量のお遺骨(遺灰)を残しておくことをおすすめいたします。
少量でも残しておけば、分けて差し上げることが出来るからです。
少量残したお遺骨(遺灰)は自分が亡くなった時に棺おけの中に入れてもらうようにします。
やすらか庵で散骨を利用の方には、手作りのメモリアル品を2点まで無料で差し上げています。
まだまだあります散骨に関する質疑応答