骨壺の中の遺骨が軽い理由
骨壺の中に遺骨が一杯に入っていますと大抵は重たいと感じるものですが、場合によっては軽いと感じることがあり、その理由について。
骨粗しょう症の方の遺骨
亡き人が骨粗しょう症などの病気で骨がもろかった場合には、火葬したあとの遺骨がまるでスポンジのようにボロボロになっていることがあります。
こういった場合には形を留めている骨が少なくて、粉ばかりであって、収骨した分量も意外と少ないものです。
粉骨する時に最初にすりこ木で上から突きますと、ザクザクと下まで通るような柔らかい骨の時もあり、こういった方の場合には粉骨しても量がとても少なくて、全体の色合いが茶色っぽい色合いの粉末になります。
逆に遺骨がとても硬くて重い方の場合には、出来上がった粉骨はは真っ白い色になります。
手で触ってもボロボロと崩れるような遺骨の方には「よくここまでがんばって頂きました」と是非声を掛けてあげてくださいませ。
少ししか収骨しなかった
関東では火葬場での収骨に際し、大人の方でしたら7寸の壺が準備されて、火葬後の遺骨は全て骨壺の中に納めることが標準となっています。
しかし場合によっては希望すれば少量だけ収骨して残りは供養処分をお願いすれば応じてくれる所がありますので、たとえ標準サイズの7寸の壺が準備されていても少ししか遺骨が入っていないという事があり、そういう時には当然遺骨の量は少なくて軽いということになります。
まだまだあります遺骨に関する質疑応答