お墓の中の遺骨を粉骨すれば余裕が出来ますか

現代の埋葬

お墓カロートの中の遺骨粉骨すると容量が小さくなって中のスペースに余裕が出来ます。

カロートが遺骨で一杯になった時

困った顔のイラスト

お墓の納骨室(カロート)が遺骨で一杯になってしまって、これ以上納骨することが出来ないということが実際によくあります。

特に最近の都会のお墓は小さめになっていますし、納骨室も小さめになっていますので、極端に小さい納骨室では2~3体しか遺骨を入れることが出来ないということもあるのです。

カロートが一杯になってしまったら、お墓に入るべき人が亡くなった時に納骨出来ないということになってしまいます。

お墓の中に遺骨を入れることが出来ないということはお墓としての役割が無いということになってしまいます。

お墓の中の空間を有効利用する方法

女性の説明イラスト

このような時には一旦お墓の中から遺骨を取り出して粉骨し、小さめの骨壺納骨袋に入れて納骨すれば、驚くほど納骨室に余裕が出来ます。

粉骨することにより遺骨の容量が三分の一程度になりますし、陶器の骨壺ではなくて布製の納骨袋に入れると容量が随分と小さくなり、場合によっては重ねて納骨することにより意外とたくさんの遺骨を納骨することが出来るようになります。

乾燥(再火葬)が必要

乾燥炉

但しお墓の中の遺骨は大量の湿気を含んでいて、そのままでは粉骨出来ません。

お墓のカロートの中は陽があたることがないために湿気が多く、朝晩の温度差によって結露した水滴が骨壺の中にたまるのです。

お墓のカロートの中の遺骨は必ず遺骨の乾燥する必要があります。


まだまだあります粉骨に関する質疑応答エンター