土に還り易い粉骨の粒度は

山に散骨して3年後

亡き人の遺骨粉骨して散骨する大きな目的は「自然に還る」ということであり、粉骨の粒度によって土に還る速度が違いますが、理想の粉骨の粒度とは。

散骨の目的

女性の説明イラスト

散骨する理由としては自然に還るためという意味が大きく、私達が地球上の生命の一員であることを意識すれば、地球上の生命は全て例外なしに、死して大地や海という自然に還っていき、次なる生命を生み出す肥やしとなることが務めなのです。

私達も地球上の生命であることを思えば大地や海に還るということが与えられた使命であり、余計なものは何も残さずに自然に還ることを思えば、なるべく自然に還り易い形にしておくことが必要です。

理想の粒度とは

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大地に還る場合も海に還る場合にも粉骨の粒度というものは、可能な限り細かい粒度であることが好ましく、粒度が細かければ細かい程分解されるスピードも速くて環境の負担も少なくなります。

分かりやすい話で言いますと、小麦粉程度の粒度であれば微生物に分解されるスピードも、雨に打たれて土中に浸透するスピードも速くなります。

森の散骨をしていますので良く分かりますが、粒度の細かい粒子では微生物による分解や雨による分解、植物の根による吸収がとても速く、散骨してから5年も経てば、散布した粉末は肉眼ではほぼ分からなくなります。


まだまだあります粉骨に関する質疑応答エンター