痛みが無くなるのが死

葬儀のイラスト

亡くなる前に苦しんでいた人であっても命を終えた肉体は抜け殻と同じであり、痛みや苦しみはありません。

残った遺骨は何ですか

亡くなった方の遺体を荼毘に付して残された遺骨位牌と遺影と共に持ち帰り、ある意味故人のこの世で生きてきた証として礼拝の対象になり、最終的にお墓納骨されることになります。

残された遺骨は故人の体の一部ですが、霊そのものではありません、お墓に納骨することで故人の魂が天から降りてくる依り代としての機能を持つことになります。

遺骨を粉にすること

地球上の生き物という観点からすれば死後の肉体は骨も含めて大地に還っていく運命にあります。

地球の歴史が始まって以来、全ての生き物が例外なく大地に還っていったことを思えば、分解されて粉々になり、やがて土に還るということが長い時間をかけて繰り返されてきたのです。

遺骨が長い時間をかけて粉々になり、やがて土に還っていくことは自然の営みであるが故に、粉骨という作業自体は遺骨を自然に還すための作業ということになります。

死後の肉体

遺骨は死後の肉体の一部ですが、抜け殻と同じで痛み苦しみはありませんので、粉骨する時にも痛いようなことはありません。

但し粉骨する時には故人に対して粉骨する旨を報告する儀式は必要です。

故人の魂に対して説明することにより、形が変わることを受入て頂くのです。


まだまだあります粉骨に関する質疑応答エンター

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