彼岸とは

お彼岸

彼岸とは死者が死後にこの世の岸である此岸から、三途の川を渡ってたどり着いた死者の世界の岸のこと。

彼岸とお墓参り

私達日本人は春と秋の彼岸になったらお墓参りに行きますが、そもそも何故お彼岸になったらお墓参りに行くのでしょうか。

お彼岸の語源は三途の川を超えた彼の岸であることから死者の世界のことであり、春の彼岸と秋の彼岸の時には昼と夜の長さが同じになって、太陽が真東から出て真西に沈むので、太陽の沈む先にあるとされる極楽浄土に思いを馳せて先祖の供養をしたのが彼岸の由来とも言われています。

間もなく彼岸、三途の川を境にして、この世の世界が此岸(しがん)であり、あの世の世界は彼岸(ひがん)です。あの世の世界に渡った人は全て彼岸の人であり、春の彼岸はあの世の世界の方々がお墓を通してこの世の世界に還ってくるという行事なのです。いつもお世話になっているご先祖様を精一杯おもてなししてください。

今日は彼岸前の日曜日という事もあり、お墓参りの人が多かったですね。

しかし跡取りの居ない高齢の方にとってはお参りするというだけで大変だったのではないでしょうか。自分達がお参り出来る内はまだいいけれど、病気や体調不良でお参り出来なくなったらどうしますか?

ご先祖様のためには一日でも長くこのままのお墓でいて欲しいけれど、もしものことを考えたら…今年のお墓参りはもう大変だったなと思ったら、墓じまいを真剣に考えましょう。私も一緒に真剣に考えさせて頂きます。

ご先祖様にとっても私達にとっても最良の方法をいつも模索しています、無縁仏にならないように、そして無縁仏の救済が使命でございます、どうぞお気軽にご相談くださいませ。