供養の気持ち

供養とは亡き人に対して何かして差し上げたいという気持ちのことで、亡き人に対しては物を差し上げて喜んで頂くのではなくて、心、気持ちを差し上げるのです。

これは生きている人にも言えることであり、相手に対して何かして差し上げたいという純粋な気持ちが供養であり、物を上げることではありません。

亡き人をお送りするのに必要なことは供養の気持ちであり、何かして差し上げたいという気持ちであって、体と心を使って奉仕することであり、参加することなのです。

NPO法人やすらか庵で取り組んでいる墓じまい散骨粉骨などは全て供養を基本としたものであり、可能であれば一緒に参加していただくことであり、亡き人をあの世に送り届けようと思ったら手抜きしてはいけないことなのです。

人は誰かを送ると共に、やがては自分も送られるのであって、供養の気持ちで送り送られ、そうすれば亡き人は決して迷う事は無いのです。