お墓の地上部と言いますか、墓じまいで構造物を全て取り除いた時の映像です。
この時点では、まだ工事は完了していません。
中央の窪みはカロート部分で、
この場合、大きなコンクリートの枡が入っていましたので、
半分が地上で、半分が地下になっていました。
人は死んで穴に入る運命にあると思えば、
小さな穴ではありますが、立派な個室スペースです。
何となくカプセルホテルに見えなくもないですが、
地上部の構造物は永遠不滅を夢見た人の蜃気楼なのかもしれません。
蜃気楼はあっという間に消え去り、只の土に還っている。
それが真実なのです。