海に還ること

海の散骨

私達人類が誕生するはるか以前から、海はさまざまな生命を生み出し育て、死にゆく生命を分解して海に還すことを果てしなく繰り返してきました。

海の散骨が増えている

海から生まれてきたのだから、海に還りたい、お骨を海に流す海洋散骨を望む人が増えています。

海は私達の生命のふるさとです、地球の歴史から見ても、私達の祖先は海から生まれてきたことが分かります。

太古の昔から私達の命に記憶され続けている波のリズムは、私達が実際に海を見た時に呼び起こされ、なぜかしら懐かしいような気持ちにさせてくれ、日常のいやなことも忘れさせてくれます。

難しい理由を述べなくても、誰もが単純に海が好きですよね、近年は死後に自分の骨を海に流して欲しいと海の散骨を希望する人が増えてきました。

小さなことにはこだわらない、大海原が自分のお墓だなんて、ある意味とってもロマンがありますよね。

海に散骨した有名人として

散骨について家族で話す

敬称は略させて頂いております
女優の沢村貞子 生前に「私も骨になったら、あなたと一緒にして海に投げ込んでもらいましょう」との言葉を残し、最愛の夫の遺骨とともに遺族の手によって相模湾に散骨
X‐Japanのhide 1年の大半を過ごしていたロスの海に散骨
石原裕次郎 遺骨の一部を、彼の愛した湘南の海に撒きたいという兄である石原慎太郎さんの申し出はまだ散骨のブームが起こる以前で、当時は許されませんでした。その後1991年に法務省が散骨について、「それが葬送の為の祭祀で、節度をもって行われる限り問題は無い」という正式見解を発表したのを機に、彼の一部の遺骨は、後年海洋散骨
漫才師の横山やすし 広島県宮島に散骨
作曲家のいずみたく 相模湾に散骨
ドリフターズの荒井注 ケアンズの海に散骨
勝新太郎 ハワイのワイキキ沖
立川談志 長女の弓子さんがハワイを1人で訪れ、故人お気に入りの海岸など3カ所から散骨
芸能リポーター梨本勝 妻玲子さんと長女のタレント麻里奈で東京湾の船上からに散骨。生前中は海が大好きで、友人との共有名義の船「KYOSHUKU-MARU」も所有。玲子さんは「大好きな海に戻れて喜んでいると思います。私の手の上から主人が喜んで海に行ったように感じました」と語った
プロサーファー飯島直樹 ハワイ
中国の政治家周恩来 揚子江
物理学者アインシュタイン デラウィア沖
インド マハトマ・ガンジー アラビア海
ソプラノ歌手マリア・カラス エーゲ海
元駐日大使ライシャワー アメリカ ラホヤ湾

まだまだたくさんの方がいて、テレビのニュースなどを通してよく報道されます。

みなさん海を愛する人ばかりで本当に、心の底から散骨を望まれたのです。

しかし今はもう、有名人だけがする時代ではありません。

一般の人達も次々とそれに続いているのです。

豪華クルーザーや飛行機を借りてお金をかけてすることも出来ますが、

お金をかけずにロマンあふれる儀式が出来るのも海洋葬の特徴です。


まだまだあります散骨に関するお役立ち情報エンター