散骨に対する反逆行為
散骨にたくさんの方を呼んだ場合、参加される方の中にはお墓に納骨して当然という考えの方もいるかもしれません。実際の話として、粉骨された故人様の遺骨(遺灰)をポケットに入れて持ち帰る方がいたという話を聞きました。
持ち帰った遺灰は
ポケットに遺灰を入れて持ち帰った方は散骨には反対してお墓への納骨を主張していた方ですから、おそらくポケットの中の遺骨はお墓に納骨するのだと思います。
またその現場を見たという人もトラブルを避けるために敢えて見て見ぬふりをしたのでした。
散骨のご案内をする時点で散骨に反対する人を呼ばなければ良かったのかもしれませんが、招待しなければ招待しないで、ますます関係が険悪になってしまうかもしれません。
おそらく持ち帰った遺灰はお墓の中に納骨したと思われます。
故人の遺志
散骨に参加しながら遺骨を持って帰るなんて裏切り行為で、大人のすることではありませんが、故人様が望んでいたことに対して違うことをしたということにおいて、故人様はがっかりしていることでしょう。
参加された方にしてはお墓に入れることが幸せだと思う親切心かもしれませんが、亡き人に喜んでもらえなければ親切ではありません。
このような人がまた新しい恨みつらみを作り出して、その恨みを永遠に連鎖させてしまうのであり、愚かな行為としか言えません。
しかし、自分で蒔いた種は自分で刈り取るしか方法はありません。
このような方がいるような場合には最初から招待しないことが一番だと思います。
思い切って身内の者だけで散骨した方が良いと思います。
この他にもたくさんの散骨に関する質疑応答があります