墓じまいに反対する人がいる

墓じまいに反対

後継者が居ないという明確な理由で墓じまいのことを親戚に話をしたら反対する人がいて困ることがあります。

親族に反対された

お墓というものは特に地方では、親族の話題になることが多く、何処の家では立派なお墓を建てたとか、高級石材の庵治石を使っているとか、最近あの家は墓参りに行っていないとか、お墓に関する話題はつきものです。

親族での墓じまいで反対される理由としては

本家の手前勝手な事をするな

今でも地方では本家と分家の力関係が残っているところがあって、本家の了解なしにお墓の事は出来ない、という体質は未だ健在です。

本家の手前、勝手に墓をなくしたら風が悪いなどと訳の分からぬことを言われます。

分家の者が本家に何か言っても相手にされないということもよくあります。

付き合いをやめる気か

地方での親族付き合いは気を遣いすぎて大変に面倒なことなので、それが嫌で都会に出ていく若者が後を絶ちません。

墓じまいの相談をしたら「付き合いをやめる気か」と脅迫されるようなことがあります。

法事の席で本家に墓じまいの相談をしたら、反対されて大喧嘩になってしまったということもよくある話で、跡継ぎのいない人のことを真剣に考えてくれるのではなくて、本家や長老としての威厳を保つために反対することが多いのです。

寺院に反対された

寺院に付属する墓地の墓じまいの相談に行ったら住職に反対されたということも良くあります。

その反対の理由としては

高額な寺の永代供養ばかりすすめる

後継者が居ないからという理由で檀那寺に墓じまいの相談に行き、散骨したいという希望を述べたら、高額な永代供養ばかりすすめて、散骨の事は認めない。

罰が当たる

子が娘ばかりなので、娘にお墓を押し付ける訳にはいかないと墓じまいの相談に行ったら、今まで檀那寺で先祖の供養を続けて来た訳だから、墓じまいなどしたら罰が当たると言われることがあります。

ようするに娘さんでも構わないから後を継がせなさい、檀家を離れてはいけませんと言いたい訳で、寺院側としては寺の維持のために墓や檀家を減らしたくないという自分の都合であり、子を思う親心よりも寺の方が大事ということなのですが、このような対応ではますます離れたくなってしまいます。

地獄に堕ちる

このようなことは寺の住職たる者が檀家さんに対して言うべきことでは無いのですが、これまで教義を守ってきた先祖に対して散骨などした時には地獄に堕ちるという言われ方です。

一昔前までは寺の住職が悪戯をする子供に向かって、そんなことをしたら地獄に堕ちるぞ!とは言ったものですが、自分と意見の違う大人に対して脅しの意味で言う言葉ではありません。

兄弟、姉妹に反対された

兄弟や姉妹での反対には次のようなものがあります。

お墓が無くなったら寂しい

誰だってお墓が無くなったら寂しいに決まっています。

自分がいつまでも参りたいというだけのことですが、それだけ大切に思ってきた証なのですが、かと言って自分が継がないのなら、真の意味で先祖が不幸にならないことを考えなければいけません。

お金を出したくない

墓じまいは大抵は長男か長女の役割になってしまいますが、自分達の親だから皆で負担しようという美談に乗らない人が必ず居るもので、お金を出したくないから反対なのですが、お金を出さなくて良いなら賛成なのです。

墓じまいの費用を兄弟姉妹で負担することについては、本来は継承者である長男か長女の役割なのですが、遺産が無かったり、故人が借金を残していたりしたら、それを誰が出すかで兄弟姉妹同士で喧嘩別れということもよくある話です。

しかし、世の中には付き合いとか、いろんなことがありますので、なるべく穏便に済ませたいところです。気を付けたいこととしては、話がこじれたままで墓じまいを強引に進めることは止めましょう。場合によっては、もっと大きなトラブルにもなりかねません。

故人の友人に反対された

故人の友人が、故人の生前中に大変にお世話になったからと毎日お墓参りをしていて、せめて自分が生きている限りはお墓参りを続けたいからと懇願されることがあります。

しかしその友人のせいで墓じまい出来なくなって万一お墓が無縁になったとしても責任が取れる立場ではありませんので、お気持ちとしては有難く頂戴して、最後に無縁にならないように協力したもらうしかありません。

墓じまいに反対されて困っている時

墓じまいで反対する人が居て困っているような場合には反対する人を納得させるか、墓じまいを諦めるか、反対する人を無視して強引にすすめるかのいずれかの方法になります。

出来れば反対する人が居ない状態で円満に解決したいものです。

本人同士の話し合いで解決しない時には、私が相談に乗って差し上げますし、場合によっては説得することも可能です。まずはご相談くださいませ。無料相談


まだまだあります墓じまいに関する質疑応答