改葬許可申請書に書く内容が不明
墓じまいをする時に役所に提出する改葬許可申請書の内容について、調べても分からない時には「不詳」で構いません。
埋葬されている死亡者のことが不明
墓じまいをするのに改葬許可申請書を役所に提出しますが、古いお墓の場合には、江戸時代や明治時代の方がいたりして、お墓の石を見ても、全く判別出来ないことがあります。
また、どれ位の遺骨が入っているかも全く分からないことさえあるのです。
調べ方
お墓に埋葬されている故人の氏名などは竿石の横や裏側に彫られていたり、戒名盤に彫られていることが多いのですが、石が古くて崩れかかっていたり、苔が生えていて分かりにくい時がありますが、様々な角度から見てみたり、写真を撮影して拡大してみたりなどの方法で大体のことが分かると思います。
或いはお墓の中の骨壺の側面や蓋の裏側などに描かれていたり彫られていたりすることがあります。
お墓の蓋の開け方は難しい事ではありませんし、誰が空けても構いません。
分からない時には
このような場合には、お墓のふたを開けて中に入っている遺骨の数を確認し、
その数に合わせた分の故人様の情報を改葬許可申請書に書きこむことになります。
どうしても分からない時は、「不詳」と書いてください。
場合によっては、名前、住所、性別、本籍など全て「不詳」でも構いません。
役所で調べてくれて、分かれば修正してくれますが、
役所でも分からないような時には、不詳のままで書類は通ります。
このように、役所の書き方サンプルでも4人目の方が全部「不詳」になっています。
人は皆、ごく一部の有名人を除いて、ある程度の年月が経てば、
忘れ去られる運命なのです。
まだまだあります墓じまいに関する質疑応答