遺骨を少しだけ残す方法

メモリアル品

散骨には故人様の遺骨を全部散骨する全量散骨と、一部を散骨する部分散骨とがありますが、全部散骨してしまっては、寂しいと感じる方には少しだけ粉骨した遺骨を残すことをお勧めいたします。

遺骨を残すメリット

メリットのイラスト

散骨する時には焼骨を必ず粉骨しますが、その時に粉骨した遺灰からほんの少しだけ分けてペンダントや御守りに入れて持ち歩く人が最近増えてきました。

亡き人の肉体は死後間もない時にはお顔も拝見することが出来て、返事は無いものの語り掛けることも出来ますし、手を握ったりすることも出来たのですが、火葬が済んだら骨だけの焼骨の姿になってしまい、生きていた頃の面影が無くなってしまいます。

それでも遺骨は亡き人の身体の一部であることは間違いないので、亡き人の残された体の一部としてまだ愛着を感じるもので、骨壺に向かって語りかけるようなこともありましたが、散骨して何もかも無くなってしまえば語り掛ける相手が居なくなってしまい、心の喪失感に悩む人がたくさん居られるのです。

散骨してもたとえ少しだけでも残しておけば今までと同じように語り掛けることも出来ますし、手のひらで包み込むことも出来るのです。

遺骨の残し方

女性の説明イラスト

遺灰を入れるペンダントや壺、ガラス容器などは手元供養と言われて商品化されていますので、散骨の時期が決まったら気に入ったものを早めに買っておきましょう。

NPO法人やすらか庵では遺灰を入れるための手作りのメモリアル品を準備しています。

御守りの形をした「メモリアル御守り」と巾着の形をした「メモリアル巾着」の2種類があります。

色は「白」「黄」「緑」「ピンク」があります。

全てがオリジナルの手作り品で、もちろん私も制作しています。

NPO法人やすらか庵での散骨を利用の方は1体に付き2個まで無料、粉骨を利用の方は1体に付き1個無料で御座います。

残した遺骨は自分の身近な所にお祀りしておけば、寂しい思いはしなくて済みます。

また、万一自分が亡くなるような時には、棺おけに一緒に入れてもらえば、誰かに託すようなことをせずに済みます。

亡き人のことを身近に感じるために、是非ご利用ください。


まだまだたくさんの散骨に関する質疑応答エンターがあります