遺骨の保管方法
故人の体の一部であった大切なお遺骨を家で保管する場合の保管方法について。
遺骨を長期間保管すると
火葬場で亡き人を荼毘に付した後に遺骨を収骨して骨壺に入れて持ち帰りますが、お墓が無い方や、将来的にも買うような予定が無い場合には、散骨や樹木葬、合葬墓などを考える必要がありますが、自宅にお遺骨を骨壺のままで長期間に亘って保管する必要があるような場合には、そのまま放置していますと、湿気を含んだり、カビが生えるなどのようなこともあります。
骨壺の本体と蓋の間のわずかなすき間から空気が入り込みますし、梅雨の時期にカビが生えやすいような部屋に安置していますとまずは外箱やカバーが湿気を帯びて来て、カビが生えてしまうことがあります。
そういったカビを放置していますと、骨壺の中にまでカビの菌が侵入して遺骨にカビが生えてしまいます。
遺骨を長期間保管するには
骨壺のままで長期保管する場合には、必ず骨壺の胴体と蓋のすき間をビニールテープで2、3回巻いてすき間を無くすようにしてください。このすき間を無くすことによって外気の侵入を防ぎ、特に梅雨時のジメジメした外気は厳禁です、一度湿気を帯びたお遺骨は乾燥か再火葬しないと元のサラサラした状態に戻ることが出来ませんし、そのままでは粉骨することも出来ません。
ビニールテープを巻くだけのことですが、これをするとしないのでは大きな違いになり、長期間保管したお遺骨では、はっきりとその差が出ます。
まだまだあります遺骨に関する質疑応答