都会暮らしとは
都会暮らしはまさに箱の中の生活です。無駄がなくて便利だけど、私達は元も大自然の中で暮らす地球上の生き物ですから、最期ぐらいは箱の中から抜け出してみてはいかがですか?
都会の生活
都会ではアパート・マンション・団地暮らしが当たり前、1軒家なんて、高くて手が出ません。
右も左も同じ形で、個性に乏しい我が家であっても、やっぱり都会暮らしの機能はちゃんと備わっていて、住めば都です。
通勤や買い物は便利だし、人付き合いも田舎に比べればあっさりしたもの、場合によっては家に居ながら仕事ができる快適空間なのです。
人の上に人が住み、人の下に人が住む、自分の土地などどこにもなく、自分の空間だけがそこにある、きちんと重なり合った箱の中で生活する、今はそんな時代なのです。
仕事
都会では仕事もまたビルの中でのオフィスという場合が多く、毎日同じビルの中に吸い込まれていきます。
冷暖房完備の快適な空間ではあるものの、日々生き残っていくための競争の中で、年をとって辞めるまで、この入り口をくぐり続けるのかなと思うと、自分はこのビルの入り口をくぐり続けるために生まれてきたのだろうか、なんて考えたりするものです。
疑問を感じながらも毎日くぐり続け、きちんと重なり合った箱の中で、年をとるまで働き続けるのです。
お墓
箱の中で働き、箱の中で生活することを終えたら最後に待っているものは、箱の中のお墓です。
きちんと区画されて整然と並んでいて、どのお墓も似たり寄ったりなので、いつ行っても自分の家の墓にたどり着くのに迷ってしまいます。
しかし、みんなと一緒だから安心という妙な連帯意識があるのも事実です。
自由
きちんと並んで用意された箱を選ぶのも確かにいいけれど、最期ぐらいは、いつまでも小さな箱の中にとどまらず、大自然の中に還りましょう。
散骨される瞬間は本当に心の底から感激いたします。
たとえ病気で苦しんでいた故人も、これでやっと苦しみから解放されて、自由になったんだなと、実感できます。
また私達も死後はこのような葬送に望みたいとの願いが、心の底から湧いてくる、それが散骨なのです。
まだまだあります散骨に関するお役立ち情報