今にもにわか雨が降りそうな厚い雲が近づいてきています。
太陽の光線が遮られ、辺りが少し暗くなりました。
このような低い雲は流れていくのが早いのですが、
突然雲の割れ目から太陽の光がまるでカーテンのように差してきました。
雲が動いていますので、光のカーテンも少しずつ動いていきます。
こういう時に、天と地が繋がった瞬間を感じます。
天と地は空気を介して繋がっていると言えば繋がっていますが、
我々が歩いていけないという意味では繋がっていません。
海は繋がっているということが視覚的に分かりますが、
空が繋がっているという感覚は乏しいものです。
こういった瞬間に視覚的に天と地を繋げてくれる大自然の演出には
ただひたすらに感動いたします。
私達の世界とあの世もこのように繋がっているのではないでしょうか。