海の散骨写真集

海とブイ

夕陽が沈むころ、雲がかかっていますので、

雲で見えなくなるか、それとも沈んで見えなくなるかのギリギリのところです。

今みたいに文明が発達していて夜でも電気が点いて、

都会では夜はまだまだこれからだ、

さあ仕事が終わってこれから一杯飲みに行こうかなどと

ソワソワしている者にとっては、長い夜の始まりなのですが、

電気も無いような時代には、

陽が沈んだ瞬間に一日が終わったようなものですから、

お日様が沈むということは、電気が消えることに等しいのです。

そういう意味では自然の中の海という環境では、

一日の終わりというものが、

ドラマチックな情景として毎日繰り返されているのです。