先の見えない時代

亡き人をお送りすることは、たくさんの人が居て皆で力を合わせることによって自然と出来る事であり、亡き人に対する感謝の気持ちさえあれば良いのです。

亡き人のことを送って、そして自らも子や孫から送られて、ということを古くから繰り返してきたのです。

今の時代は後継者が居ない方が増えており、おまけに新型コロナのような国難が襲い掛かってきて、先の見えない状態に突入してしまいました。

たくさんの人が集う場での感染のリスクが高く、おまけに高齢者の方が感染しますと重症化しやすいので、葬儀や法事などに呼ばれましても躊躇してしまいます。

こういう時に投げやりな気持ちになってしまって「もういいや」と考えてしまえば、自らの人生もまた投げやりな人生で終わってしまいます。

どんな時代であれ、亡き人や神仏に対しては感謝の気持ちを持ちつつ、自らはなるべく綺麗に旅立てるように日頃から心がけましょう。

たとえ最後の一人になってしまっても、送るべき人達を全て送る任務を遂行すれば、一人ぼっちで倒れることがあっても必ず皆が温かく迎えてくれるのです。

私はNPO法人やすらか庵の代表と高野山真言宗やすらか庵の僧侶でもあります、主に亡き人の供養のことが仕事の中心ですが、生きている人の悩み苦しみを取り除くこともまた大切な仕事で御座います。

悩み苦しみからの解放のお手伝いをさせて頂きますのでお声がけ下さいませ。