散骨の生前予約について
生きている内に自分の死後のことを決めておきたいという、いわゆる「終活」がブームになっているようですが、子や孫、家族、周りの人に迷惑をかけたくないという気持ちは、ある意味、子に対する親心(おやごころ)であり、温かい気持ちでもあります。
思い通りにならないこともある
散骨に関しては、例えばお墓があるのに散骨して欲しいという希望であった場合など、親族の反対で無理やりお墓に納骨なんていう話も時々ありますので、念入りに準備しておく必要があります。
遺骨のとり扱いはあなた自身がなさることではなく、お亡くなりになったあとで遺族や親族の方がすることなので、あなたの意思が必ずしも通じないこともありますので、必ず事前にご家族や親族などとよく話し合ってください。
遺言書を作成
そして自筆で書いて捺印した「自筆証書遺言」を作成して信頼のおける人に日頃から伝えておくと実現の可能性が高くなります。
エンディングノートでも構いません、とにかく自らの意思を明確に伝えておけば、そうなる確率は高くなります。
生前予約の業者選び
最近はネットの世界で不審な業者が明らかにお金を集めるだけの目的で散骨の生前予約をしていますので、ご注意ください。
私の所には、お金を払ったけれど、いざという時に連絡したら会社が無くなっていたという相談を多数受けております。
こういう業者は要注意です
- 安すぎる
- 電話番号、住所、会社名などの記載が曖昧
- カード決済で証書が届くだけ
- 散骨の具体的な説明が全く無い
- イメージ写真のみ
- 業者名をいろいろと変えて悪事を働く
- オークション系にも出没する
NPO法人やすらか庵に頼む
NPO法人やすらか庵には散骨の生前予約をしたい、お金を払っておきたいという方のご相談がたくさんありますが、親族とのトラブルを避けるためにもお金を頂くことはしておりません。
NPO法人やすらか庵では散骨を低料金で利用出来るように心掛け、料金に関しても20数年間上げるようなことはしておりませんので、御依頼に関しては信頼できる人に託しておいて、その時にお支払い下さい。
そうすればお互いに余計なお金を使わずに済みます。
自筆証書遺言サンプルご覧ください
NPO法人やすらか庵にやすらかの森散骨か東京湾散骨を頼む旨の意思を遺言書に書いておいて下さい。
代行散骨の費用は5万円で20年前から同じです多く見積もっても10万円あればおつりがきますので、必要な費用だけ残して信頼のおける人に託して下さい。
預かったにしても置いておくだけのお金なので、なるべくお金は預からないようにしていますことをご了承くださいませ。
また、ご自分の散骨を生前予約するような方は、予めご先祖様のお墓を墓じまいして散骨する必要があります。
他にもたくさんの散骨に関する質疑応答があります