海や山は私達にやすらぎや行楽の場、そして生活の糧としての食料など、
いろんなものを与えてくれます。
海は私達に対し、ただ与えてくれるだけの存在ですが、
私達はただそれを受けるだけではなく、次の世代に守り伝えていく使命があります。
海を綺麗にしようと思ったら山の自然を守らなければいけません。
海と山が自然の循環でつながっていることは今では周知の事実です。
やすらかの森ではそのままの自然を大切にしています。
海を大切に
やすらか庵では海での散骨に際し、
お骨を粉末化して自然に還りやすくするとともに、
粉骨の際には金属などの不純物を目視で完全に取り除いています。
献花も花びらだけを使い、お骨を入れる袋も水溶性の紙を利用しておりますので、
自然環境への負担をなるべく少なくしております。
水溶性紙
水溶性の紙はすぐに水に溶けて分解します
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針金に水溶性紙をつるし、水につけるとすぐに落ちていきます
繊維がほぐれて綿のようになります
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綿のようになったところ 棒でかきまわすと繊維がばらばらになります
水溶性紙は粉末化したお骨を入れる袋や散骨時に読み上げる
「散骨の文」などに使います
お花など
海の散骨時には花びらだけを投入いたします
花びらが海に浮かびます
山を大切に
海を綺麗にしようと思ったら山を守ることが大切なことは
近年ではよく知られた事実です。
海も水というものを仲介して山とつながっているのですから、
自然の循環の中ではそのつながりを見据えて、
長い時間をかけて守っていかないと、全体が綺麗になりません。
掃除すればすぐにでも綺麗になるという問題ではないのです。
森を守る活動
やすらかの森
やすらかの森は自然環境に貢献することを目的として、
そのままの自然を大切に守り続けています。
自然環境がどんどん少なくなっている今の時代、
そのままの自然を維持していくことは単純なことのようですが、
意外と難しいことなのです。
全く何もしないのがそのままの自然なのですが、
癒しの場として私たちが関わりを持つには、
最低限度のお掃除と手入れは必要であると思います。
竹ばかりが群生していたり、蔓が延び放題で日の光が差さず、
大木が枯れたりしている荒れ果てた里山をよく見かけますが、ある意味、
長い時間をかけて人と共生することで自然としての価値を発揮するのかもしれません。
やすらかの森では木や花をを植えることはしておりませんが、
今ある植物を最大限に大切にしています。
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