多磨霊園の無縁墓
我が国では少子高齢化、核家族化、人口の減少の進行により、後継者の居ない人が増え続け、家じまい、墓じまいが続出しています。都立多磨霊園での墓じまいの様子がテレビで放映されました。
お墓参りが出来ない
多磨霊園に墓地を所有しているK様から墓じまいのご依頼の元、まずはお墓を見に行きますと、草ぼうぼうでお墓の石が見えません。立派なお墓なんですが、遠方でなかなかお墓参りが出来ないそうです。
所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」番組の取材にご依頼主の方が快く了解してくださったので、ガレッジセールの川ちゃんが登場!沖縄から飛行機で来たそうです。
作業を手伝ってくれるという事で草刈りから始めました。
川ちゃんは、とても気さくな方で、すごい真面目な人でたよ。
川ちゃんが手伝ってくれたおかげで、とても綺麗になりました。
まずは抜魂供養から始めます、私が僧侶をしておりますので、ここがやすらか庵の墓じまいの見せ所、作業着から着替えて衣を着け、厳粛に供養の儀を行います。
私もインタビューなどで結構長時間の撮影でした。
その間、仕事の方も着々と進め、カロートの上まで撤去しました。
お墓の撤去後に更地になった所でインタビューです。
3日間の工事
あの大きなお墓がすっかり無くなって、綺麗な更地になりました。
ここまでに至るのに、3日かかっています、とても大きなお墓でしたからね。
1つの時代が終わったという感じでとても感慨深いですね、ご先祖様もここにずっと眠っていたかったでしょうけれど、誰も来なくなって草木が生え、惨めな思いをするよりは、天に戻って頂いた方がよろしいと信じております。