お墓に入れないとどうなる?
入るべきお墓があるのに「自分が死んだ時には墓に入れないでくれ」と言われたら大抵は故人の遺志に従うしかありませんが、成仏できないとか何か悪いことが起きませんか?
お墓に納骨を拒否
入るべきお墓があるのに生前に散骨してくれと言われていたら、しかも全部散骨してくれと言われていたら、遺族の方はとても困ることでしょう。
妥協案として少しだけ納骨して、残りを散骨という方法もありますが、全部散骨してくれと言われていたら、全部散骨するしかないでしょう。
故人様の言い残したことに対して違ったことをした場合には、場合によっては「言われたとおりにしてあげれば良かった」と思う気持ちで一生悔やむこともあります。
恨まれるようなことはなるべくしたくないですね。
意外と世間体ということを気にする人たちが、せめて世間並みにしないととか、今までそうだったんだから、などと言われることが目に見えています。
故人の遺志を尊重
しかしこういった場合には、世間体を気にするよりは、亡くなった方の意思を最大限尊重して差し上げることが供養ということになるのかもしれません。
亡くなった人の願いや思いが成就出来なかったら、何とかして欲しいという気持ちが何時までも残り続けるということになるのです。
成仏ということはある意味何の迷いや未練もなくあの世に旅立つということでもあり、迷いや未練が残れば成仏出来ないかもしれないのです。
死者を送り出す側としても死者の願いを叶えてあげることで未練が無くなるのであれば、安心して送り出すことが出来るのです。
生きている側の都合で死者の願いを捻じ曲げてしまうことは良くないことです。
故人の遺志は尊重すべきなのです。
まだまだたくさんの散骨に関する質疑応答があります