海の散骨では故人様のお遺灰を撒いた後にお花を手向けますが、ご自分で持ってきた物を手向けられることがあります。故人様が好きだった飲み物が多いですね。ビールやお酒、コーヒー、紅茶、お茶、ジュースなどです。ビンやペットボトルに入っている場合には中身だけを海に手向けます。自分で作られた飲み物を水筒に入れて持ってこられることもあります。闘病生活が長かった場合、お酒が飲めないなど自由の利かない生活を過ごしてこられたわけですから、せめてお別れの散骨の時は不自由の無いようにとの思いやりの気持ちの表れだと思います。

海の散骨に手向ける物