やすらか庵の取り組みが朝日新聞に掲載されました。

4月3日付けの夕刊で、「あの人の粉骨 私の手で」というタイトルです。

故人様を心を込めて温かくお送りするためには、

心と体を使って奉仕することが一番だと思います。

親孝行にしても、お金を使って欲しかった物を買ってあげることも

大切ですが、案外、普段の何気ないことを手伝ってあげたり、

肩を叩いてあげたりのようなことの方が、実は嬉しかったり

するものなのです。私の年老いた母親がおりますが、

いつも「何も要らない、元気であってくれればそれで良い」と

ばかり言うのです。

親というものはこんな存在なのかな、思います・・・

亡くなった方に何かしてあげたいと思っても、

実際に聞くことが出来ませんが、

やはり体と心を使って精一杯のことをしてあげることかな、

と思っている、そういう気持ちを形にしていくことが

大切だと思っております。