墓じまいの見積でお参りさせて頂きました。
ここは多磨霊園の4区になります。例の立て看板がありました。
しかし、お墓がありません。
死亡者も不詳となっています。
手掛かりとなる契約者などの名前がありませんので、
おそらく誰かが勝手に骨壺を埋めたということでしょう。
何か事情があったのでしょう。
電車の網棚や駅のコインロッカーよりはましかもしれませんが、
あまりよろしくない結末です。
人生なんてはかない(墓無い)ですね。
多磨霊園の合葬墓はもう一杯になりましたが、
合葬墓担当の職員の方が言っていた「ここは出るんです」
の意味が分かるような気がします。
救って差し上げたいけれど、どうにも出来ない。
せめて皆様にお知らせすることぐらいしか。
自分の死後や、お墓をどうするかということは、
真面目に考えないといけませんよ。
帰りに合葬墓で読経させて頂きました。